奈良市の中心にある歴史建築「藤間家(とうまけ)住宅」で、金継ぎの美しさを体験しましょう!

藤間家住宅は、かつて春日神官の住居として、18世紀の後半に建てられました。近年、倒壊の危機に瀕していたこの歴史建築は、何度かの改修工事を経て、現在の姿に回復しています。

春日大社から森を抜けた高畑町に佇むこの歴史建築で、初心者にもやさしい90分のワークショップを通じて、金継ぎの魅力に触れていただけます。

金継ぎとは、文字通り「金の継ぎ方」を意味し、漆と金を使って割れた陶磁器を修復する技法です。15世紀の日本で生まれた金継ぎは、茶道と深い関わりがあり、不完全さや儚さの中に美を見出す、侘び寂びという日本独自の美意識を体現しています。 金継ぎの魅力は、単に器を修復するというだけではなく、割れてしまった陶磁器が新しい姿に再生されることです。

現在はアートスペースとして活用されている藤間家住宅の特別な空間で、多くの方のご参加を心よりお待ちしています。

  • 参加費: 5,500円
  • 場所: 藤間家住宅 [MAP]
  • 定員: 1~6名(大人数でのご予約をご希望の場合は、info@shingosakumagmail-com
  • 対象年齢: 8歳以上の方におすすめ
  • 言語オプション: 日本語、英語、中国語、イタリア語
  • 開催時間: 月~金曜日 午前10時と午後3時 ※事前予約制
  • ワークショップは2025年5月より開始します。ご予約は3日前まで承ります。
  • ご予約は、info@tomaunrestored.com までお問合せください。
  • ご予約後、確認のメールをお送りします。
  • 修理する陶器1点と持ち帰り用のギフトボックス
  • 金継ぎの道具、材料、装飾用金属粉
  • ワークショップ中に着用するエプロン
  • 金継ぎの哲学と歴史、技法について学びます。
  • 合成漆を使用した現代の金継ぎの方法を実践します。天然漆による皮膚のかぶれなどの心配がなく、安全で素早く作業できます。
  • 割れた陶器を修復し、装飾して、その日のうちにユニークなお土産としてお持ち帰りいただけます。
  • このワークショップでは、伝統的な天然漆は使用しません。天然漆は硬化に時間がかかり、皮膚のかぶれやアレルギー反応を引き起こす可能性があるためです。
  • 完成品は、食品や飲料用の器としてはご使用いただけません。
  • 当施設は、登録有形文化財である木造家屋を保護するため、禁煙となります。
  • ご質問やお問い合わせは、お気軽にメール(info@tomaunrestored.com)にてご連絡ください。